はじめての財政担当でも使える自治体バランスシート・行政コスト計算書の作り方・読み方―作成のポイントから今後の課題まで

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  • サイズ B5判/ページ数 197p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784324066294
  • NDC分類 349.3
  • Cコード C3033

内容説明

行政コスト計算書作成のメカニズムは、企業会計における損益計算書と同じで、行政コスト計算書とバランスシートは表裏一体の関係にある。したがって、バランスシートの作成が出来れば、ほぼ自動的に、行政コスト計算書も導き出されるはずである。しかしながら、マニュアルにしたがって取敢えず、バランスシートの作成が出来た方でも、企業会計的手法の研究を始めたばかりで、資産、負債、収益、費用の概念の基本的な理解、すなわち、バランスシートの基本を充分理解されていないと、行政コスト計算書の作成にあたって戸惑われることも多いと思われる。そこで、本書ではまず、このような概念の理解を深めていただくための手引きとなることを試みた。また、理解にあたっては、技術的な理解とともに、利用者の視点でのものの見方の大切さや、作成にあたり何のために作るのか、という疑問を持たれることもあると考え、財務分析や行政評価への展開についても触れることとした。

目次

第1部 バランスシートを作る・読む(バランスシートの解説;「作成マニュアル」による作り方 ほか)
第2部 行政コスト計算書を作る・読む(行政コスト計算書の解説;「作成マニュアル」による作り方 ほか)
第3部 各地方公共団体全体のバランスシートを作る・読む(「各地方公共団体全体のバランスシート」の解説;「作成マニュアル」による作り方 ほか)
第4部 今後の展開(連結バランスシート/連結行政コスト計算書;キャッシュ・フロー計算書 ほか)

著者等紹介

大木壮一[オオキソウイチ]
朝日監査法人業務開発本部副本部長。昭和44年10月監査法人朝日会計社入社(現朝日監査法人)。昭和48年9月公認会計士登録。総務省地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査研究会委員。(財)自治総合センター第三セクターに関する検討委員会委員(元)
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