内容説明
本書は、今次の分権改革が地方議会と議員にどのような新たな可能性を開いたかについて、地方議会強化の立場から解説したものである。まず、分権改革の意義・ねらいと改正された地方自治法の主要な点に言及し、そのうえで、議会と議員をめぐる現状と改善・改革課題についてほぼ全面的に検討している。
目次
第1章 分権改革はどこまで進んだか
第2章 自治法の改正によって何がどう変わったのか
第3章 分権改革と市町村合併はどう関係しているのか
第4章 第1次分権改革によって地方議会の機能はどう強化されたか
第5章 改めて地方議会の役割を考える
第6章 議会運営をどう改善するのか
第7章 議員としての資質をどう高めるか
第8章 議会事務局体制をいかに充実・強化するか
第9章 地方議会と住民参加・住民投票をどう考えるか