内容説明
市町村合併がブームである。民間からは、これほど厳しい経済情勢の中で、行政もリストラすべきであり、役所の合併で血を流すべきだという声が強い。しかし、市町村合併は、まちづくりのためにこそすべきものだ。財政の効率化とか、議員の数を減らせという論理では、合併のエネルギーは出てこない。市町村合併をすれば確実によくなるまちは、日本中でたくさんある。本書には、そうした地域の住民に対して、ぜひ合併に関心を持ち、合併運動に立ち上がってほしいという願いが込められている。
目次
第1章 いまなぜ市町村合併なのか
第2章 全国各地で合併運動が起きている
第3章 合併がなぜ必要なのか
第4章 コミュニティの再生と合併を両立させる
第5章 昭和の大合併の爪痕を克服する
第6章 市町村合併の運動を展開する方々への一章
終章 まちづくりのための市町村合併ノススメ