内容説明
日本の行政法の特色を記述。日本の行政法に関心のある外国人や研修などで来日中の外国人、日本の研究者や学生を主な対象にしている。明治以来今日に至る日本行政法の発展の中で、まったく行政法制度の異なる大陸法（フランスとドイツ）と英米法の理論と法制がどのように継受され、日本の理論と実務にどのような影響を及ぼしたかを例を挙げて検討し、日本の行政法の現在と将来にわたる問題点を論じている。さらに、最高裁判所の行政裁判に関する論文と行政手続法に関する解説を、英文とともに収録。
目次
第１編 岐路に立つ行政法（序論；政府による立法；司法的機能と政府）
第２編 日本の行政訴訟判例の動向（行政作用法；行政手続・情報公開法；行政訴訟法）
第３編 日本の行政手続法
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