目次
阪神・淡路大震災発生
兵庫県庁アンコントロール
緊急対策の軌跡
応急対策は続く
仮設住宅
ボランティアと支援活動
関係者の頑張り
政府・国会との折衝
県議会・予算編成・組織人事
復興へのウォーミングアップ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
3
◆1995年12月ぎょうせい刊。阪神大震災当時の兵庫県知事・貝原俊民（1933-2014、在任1986-21001）の手記。首長の視点であり、市民目線の被災・避難の状況は描かれておらず、また被害とその復旧の記述もあっさりしたものだが（引用コメ②）致し方ない。また確かに弁解がましいところもあり（引用コメ①）、長田などの復興プランは当初の危惧の通り杜撰だったと言わざるを得ないが、随所に反省もあり、現職のように批判を避けて空疎な言葉に終始するのではなく、こうして書き残して後世の検証に託そうとするだけ立派だろう。2025/01/29
しょうたろう
3
震災当時、初動が遅れて叩かれた貝原知事でしたが、自宅に留まったのは彼なりの考えがあったからだったんですね。結果として裏目に出てしまいましたが。いろんなデータが載ってるので、重宝する一冊になりそうです。2012/02/05
