内容説明
美しい音楽や美術のように、いつの世にも人を魅了してやまない文学。それは、孤独な人生の旅における道標にほかならない。著名な研究者がまごころをこめて贈る、78編の文学協奏曲。
目次
舞姫(森鴎外)
五重塔(幸田露伴)
たけくらべ(樋口一葉)
若菜集(島崎藤村)
みだれ髪(与謝野晶子)
仰臥漫録(正岡子規)
吾輩は猫である(夏目漱石)
野菊の墓(伊藤左千夫)
破戒(島崎藤村)
海の声~山桜の歌(若山牧水)
すみだ川(永井荷風)
一握の砂(石川啄木)
思ひ出(北原白秋)
ファウスト(ゲーテ)
大尉の娘(プーシキン)
二都物語(ディケンズ)
レ・ミゼラブル(ユゴー)
戦争と平和(トルストイ)
罪と罰(ドストエフスキー)
トム・ソーヤの冒険(マーク・トウェイン)〔ほか〕