目次
着衣婦人像
静物・風景
人体
本制作への過程
油絵の正統に立つ画家の素描
年譜
図版目録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
リッキーまち子
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増田洋「小磯良平の女性像の以前には、竹久夢二の描いた女性があった。夢二の女性の非現実的な美に比べると、誰にでも手が届きそうな容姿の、現実的な美しさがあった」ルネッサンス期(14~16世紀)のイタリアで油絵は生まれた。油絵が生まれる前、イタリアで美術教育アカデミーという組織をつくり、教育体系の中で初めて素描という、美術の各分野における創造の基礎能力を養成する学習が生まれた。日本には19世紀後半に入った。リアルを追及し尽くした油絵の画家らはより長い歴史を持つ東洋絵画に目を向ける。印象派が浮世絵の影響を受ける。2013/05/08