内容説明
コンピュータをはじめ多様なメディアをいかに教育にとり入れ、活用していくか―全教師に求められる教育工学的力量養成のための実践的入門書。
目次
序章 教育工学実践の力量が職能成長に果たす役割(教育観としての教育工学;成長する教師と教育工学)
第1章 教育工学実践における問題意識の形成(授業を研究対象とすることの難しさ;授業を研究する立場;教育技術を身につけるとはどういことか;教育工学的手法)
第2章 教育におけるシステム的見方の形成(システムをとらえること、それは全体知から始まる;教育の場におけるシステムをとらえてみよう;システムを見るための工夫・知るための工夫;教育システム感覚とその育成)
第3章 教育情報の利用と管理の力量(教育情報の教育センター等における研修;情報収集の力量;情報の管理;教育情報の流通と利用)
第4章 映像情報の分析と活用の力量(映像情報を生かす教師の力量;映像を分析する力量を高める;映像の読みとり指導の力量を高める;映像の複合的利用の力量を高める;映像を制作する力量を高める)
第5章 CAIの学習指導利用の技術的力量(コンピュータ支援による学習―CAI;CAI学習指導の基礎的力量;CAI教材作成と利用の技術的力量;CAIシステムの構成と運用の力量;CAIの実践事例)
第6章 授業設計・評価への情報機器利用の力量(情報機器利用の力量;メディア制作・機器操作の利用の力量;授業への情報機器活用の力量)
第7章 授業研究における教育工学的力量(授業研究における視点と立場;学習行動に基づく授業の設計;授業における教師及び学習者活動;授業研究の力量を高めるために)
第8章 教育工学の力量形成と研修(研修内容策定の背景;情報化への対応と教員研修;研修方法の改革;教育工学研修の特徴)
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- 和書
- 東洋美術史綱 〈下〉