内容説明
書中、法律とは一見無縁の詩人の眼が、巧みに日常の情景の1こまを映像のように映し出している。そして、土地家屋の売買や賃貸といった誰しも経験する取引を通じて、好むと好まざるとにかかわらず、我々の生活が法律と関わりを持ってくる過程が描かれている。この法律的なからくりについて、さらには自分や家族の生活を守るためにはどのように考え、行動したらよいかという実践的な対応については、弁護士としての実務経験を生かした分析を、できるだけ具体的な形で提示した。
目次
第1章 不動産の売買
第2章 借地法
第3章 借家法
第4章 新築工事とトラブル
第5章 マンションの法律問題
第6章 近所づきあいの法律
第7章 公害・私害