内容説明
リリーが『魔界屋』のローズからもらったバラは、真夜中、吸血美少女マリーに変身した。でも、マリーは魔界学校の追試に受からないと永遠にバラの花に…。助けて、リリー。
著者等紹介
高山栄子[タカヤマエイコ]
東京都に生まれる。早稲田大学卒業。『四年三組石山カンタ ちょっとかわった変なやつ』でデビュー。『うそつきト・モ・ダ・チ』で、新美南吉児童文学賞を受賞
小笠原智史[オガサワラトモフミ]
北海道富良野市に生まれる。専門学校を経て、(株)工画堂スタジオに入社。ゲームグラフィックを担当、その後、独立。イラストレーター、デザイナー、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆぽんぬ
4
底抜けに明るい小学生のリリーと、ひょんなことからリリーを“先生”と呼び傾慕する、血が苦手な吸血美少女の友情。というか素晴らしい百合!小学生の頃、一番好きだった児童文学。 マリーがリリーに抱く重たすぎる愛と、リリーの影を借りてブランコを漕ぐ場面が、なんとも不気味で印象に残っている、2020/10/15
もみち
2
再読。リリーが一見か弱い女の子に見えるが……みたいな説明があるけれど、もうそんなイメージさっぱり持てないよね。2014/08/06
スカイブルーベア
2
五年のときにはまりました。今読むと懐かしく感じました2013/07/21
桃宮
2
ブラック先生にビシッと言ったリリーがかっこいい!2011/01/04
えも子
1
小学生の頃に読んだものを再読。サクサク進む展開が読んでいて気持ちいいのは、やはり児童文学ならではですね。主人公、リリーの元気でハツラツとした性格が魅力的で、男女両方にウケがよさそうな印象ですが、クラス内での交友関係はランについてしか描かれていないのが、今も昔も不思議です。2016/11/06