フォア文庫
夜のかくれんぼ―消えた市松人形

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  • サイズ B40判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784323090306
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

テン子はおとなしい女の子。お人形のメリーちゃんにだけは何でも話せます。ところが突然メリーちゃんがいなくなって・・・。本当の友だちって何だろうと考えさせる、怖くて不思議でおもしろいおはなし!   

内容説明

テン子は三年生の女の子です。ひとりっ子で、おとなしくて、ほとんど話をしません。でも、人形のメリーちゃんにだけは何でも話せます。死んだおじいちゃんがテン子が生まれたとき、お祝いにくれた、赤いふりそでを着たおかっぱ頭の市松人形で、なかのよい友だちでした。ところが、ある夜、人形のメリーちゃんが、どこかに消えてしまったのです…。小学校中・高学年向き。

著者等紹介

那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島市に生まれる。島根農科大学林学科卒業。主な作品に、「ズッコケ三人組」シリーズ(巌谷小波文芸賞)『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)「海賊モーガン」シリーズ「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)など多数

岡本颯子[オカモトサツコ]
1945年生まれ。武蔵野美術大学芸能デザイン科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たぬ

15
☆4 ホラーだわこれ。年季の入った市松人形ってだけでも怖いのにその人形が持ち主の意図しない動きをするんだもの。水槽ひっくり返しておたまじゃくし全滅とかさ。でもテン子は無意識のうちに「もうメリーちゃんとはお別れしたほうがいい」と思っていて、その思いが人形を動かしていたのだとしたら。ポルターガイスト的な。人形の次の持ち主となった幼女も5年くらいしたら同じようなことに。私も思っていることをうまく言えない子だったのでそこも刺さった。2024/11/21

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