出版社内容情報
地下室で起こるふしぎな出来事と学校の火事には何か関連が?なぞだらけの事件にジュディがいどむ!
内容説明
間近にせまったポスター・コンテスト。ところが、学校が火事になり、ジュディたちのかいたポスターが全部焼けてしまった。コンテストと火事のあいだには何か関係が!?そんな時、焼けてしまったはずのジュディのポスターが、一等賞になったという知らせがとどく…。ハラハラドキドキ、ますますおもしろくなった「少女探偵ジュディ」シリーズ第三弾!小学校高学年・中学向き。
著者等紹介
山下以登[ヤマシタイト]
1966年東京都生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒業。大学卒業後、編集プロダクションで雑誌の編集、ライター、イラストの仕事を手がける。現在は、フリーのイラストレーターとして活躍。’97年、’98年、’99年にターナー・アクリル・アウォード入選
丹野節子[タンノセツコ]
1903年岐阜県生まれ。作家、翻訳家。子ども向けの知識絵本や、「ナイチンゲール」「ヘレン・ケラー」などの偉人伝を執筆するほか、外国の名作の再話や、児童書の翻訳を手がけるなど幅広く活躍。’76年に死去
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感想・レビュー
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kiriya shinichiro
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ジュディ・ボルトンシリーズ、フォア文庫の3冊目。違和感のあるポスターコンテスト、友人との齟齬、謎の男達の奇妙な行動、不審な地下室、学校の火事、しかし犯人と思われる少女には鉄壁のアリバイ。謎が謎を呼び、さすがのジュディも、混乱に陥り、問題点を洗い出して、皆で推理しあってみる……。最後がちょっとバタバタしてるけど、今までの中で一番面白かった。後書きは後で読んでねって注意書きがあるけど、むしろこの本ではネタバレはなかった(苦笑) 残りも読んでみようかな。あと、ナンシー・ドルーも再読してみようかな。2014/09/15