出版社内容情報
小学六年生のワルイコたちの、最高にファッショナブルな一年間の物語。奇抜なファッションと行動で周囲を巻きこむ少女、シュシュ。友人や先生は、シュシュと過ごす時間の中で、自分だけの「こだわり」に気づきます。
【目次】
内容説明
今日もシュシュがやってきた!シュシュは―たいていの子どもがそうであるように―とんでもなく自由なワルイコである。そして、日本で一番、やりたいことをやっている子どもでもあった。さあ、「シュシュ」は今日はなにをやらかすだろう?“ワルイコ”たちの、最高にファッショナブルな一年間の物語。
著者等紹介
黒川裕子[クロカワユウコ]
大阪府生まれ。2017年に『奏のフォルテ』で、第58回講談社児童文学新人賞佳作に入選
北澤平祐[キタザワヘイスケ]
イラストレーター。アメリカに16年間在住後、帰国し、イラストレーターとしての活動を開始。書籍装画・挿画、絵本、広告、商品パッケージなど幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪丸 風人
15
次は何をやらかすのか?やらかしてくれるのか!気づけばワクワクしている自分がいました。嵐のような少女が、教室を巻き込んで次から次へと大騒動を起こす物語です。主人公は台風少女のいるクラスの六年生たち。個性あふれる彼らが、圧倒的に目立つ一人のパワーにあてられて、知らず知らずのうちに染まっていきます。消極女子のまさかの弾けっぷりにジンときましたよ。本当の心を包み隠す必要なんてない。もっと自由に、楽しく生きちゃえば?というメッセージがシュシュの躍動からガツンと伝わってきました。(対象年齢は11歳以上かな?)2026/02/07
joyjoy
12
自分自身でいること。シュシュのとんでもエピソードを楽しむうちに、読者の自分も「ふつう」や「当たり前」を正解と捉えてしまっていたことに気づかされる。クラスメイトたちの変化が心地よく、卒業式のシーンでは思わず涙。穴あき先生が起死回生の一手を打つ場面にも、大人だってまだ変われるよと、励まされた気分に。シュシュのパパの「…あの子と暮らしていると、とても楽しいことで毎日がいっぱいになるんですよ」、「じつをいうとね、先生。わたし、あの子のファンなんです」という言葉には、共感とともに、自身の子育てへの後悔も感じた。2026/06/26
ジジ
6
花の塚小学校の6年1組。 中心人物であるヒロインのシュシュとともに過ごすクラスメイト、先生が、シュシュに巻き込まれながら過ごす賑やかな学校生活。 シュシュを通じて見えてくる、自分らしさ、自由、やりたいことなど、シュシュに巻き込まれるクラスメイト視点で主に描かれる1年間を描いた物語。2025/12/16
鳩羽
4
花の塚小学校六年一組には、変わった生徒たちがたくさんいる。そのなかでも、特に変わっているのがシュシュ。遅刻やさぼりはいつものこと、大量のドングリを持って登校してきたり、校庭の片隅に秘密基地を作ったり、いろんな食べ物で染めたカラフルで異臭のするTシャツを着てきたりと、何をやらかすか予想もできない。しかし、シュシュにはシュシュの哲学、マイルールがあるのだった。…シュシュと六年一組のクラスメイトたちの一年を描いた短編集。いろんな性格の子が、それぞれの方向で、特に矯正されることなく巣立っていくのが良かった。2026/02/02
nago
1
独創的で、はたから見ると困ったことでも自分の好きなことを貫く、田中シュシュ。そんなシュシュのペースに少しずつ馴染んでいく6年1組のみんな。シュシュと関わることで、ツッコミを入れつつも自分の考えや思い込みを見直すきっかけになっていく。次はなにをやり出すか、と楽しんで読みました。2026/04/05
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