出版社内容情報
「わすれ物をしたら、おかわり禁止」「誕生日会禁止」 学校のへんなきまりについて、学級会で議論することにした春斗たち。一人ひとりの意見は小さくても、集まれば大きな力になる。きまりをなくすことは、できるのか?
【目次】
内容説明
「わすれ物をしたら、給食のおかわり禁止」「おたんじょうび会禁止」学校のへんなきまりについて、学級会で話し合うことにした春斗たち。一人ひとりの意見は小さくても、集まれば大きな力になる。きまりをなくすことは、できるのか?3・4年生から。
著者等紹介
麻生かづこ[アソウカヅコ] 
大阪府生まれ、千葉県育ち。『ぞうのくしゃみでおおさわぎ』で第17回毎日童話新人賞最優秀賞受賞。日本児童文学者協会会員
イシヤマアズサ[イシヤマアズサ] 
イラストレーター、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
彩灯尋
17
          
            クラスの先生が小学生の"きまり"への反対をきちんと聞いて教えてくれるようなちゃんとした大人でよかった。学校の決まりを見て、改めてみんなで話し合ってどうしてこの決まりがあるのかを考えるきっかけになれる本だった。自分の学校のきまりに紐付ければ読書感想文も書きやすそう。2025/10/01
          
        gero
2
          
            理不尽に面した時、怒りに任せて暴れても遠巻きにされるだけです。社会を変えるには正規の手段で周りに訴えかける必要があります。不良よりもエリートの方が恐ろしい所以です。そのような大人の世界の戦い方を教室に密輸したある意味危険な児童書です。何しろよい子諸君に学校の変なきまりを見直し、団結して正規手段で大人に反抗するように勧めているのですから大いに読まれるべきです。実際こんな経験があれば世の中の見方がかなり違ってくるはずです。そういえば進研ゼミの漫画は親を説得する場面にすごく力が入ってるのが邪悪だと思いませんか。2025/10/06
          
        c.k
0
          
            図書館新刊コーナーより。怒られるのは僕ばかりという小学4年の春斗。でも学級会の担当になったとき、理香子に、変なきまりについて話し合おうと提案されて、決まりについて考えていく。子どもたちだけで、学級会の議題について考え、進行についても自分たちだけ。私たちのとき、こんな学級会ってあったかな。今の時代はすごい。先生も子どもに任せて進めさせている。2025/10/21
          
        かはほり
0
          
            以前勤務していた学校では、服装や髪型についてはかなり緩やかで、明文化されたものはなかったと思う。ただ廊下は走らないなどの危険なことは、この学校のように禁止していたし、校内の安全にはかなり気を使った。やはり、きまりごとの理由は、子どもが納得ができるものでないといけないよね。もし勤務していた学校でこの本を置いたら、読んだ子どもたちがどんな反応を示すかな?逆に興味がわいてきた。2025/09/06
          
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            - 和書
 
 - 厚生経済学序説
 


              
              

