出版社内容情報
蒼のクラスに来た転校生さゆはクラスの人気者。ふたりは友だちになる。さゆは万能タイプだが、運動は苦手。蒼はさゆに特訓を提案。さゆも喜ぶが、自転車も練習しようと言うと怒りだす。さゆには不思議な秘密があったのだ。
内容説明
蒼のクラスに入ってきたさゆは、たちまち人気者に。同じマンションなので、蒼とさゆはすぐに友だちになり、いろいろな場所にさゆを案内すると蒼は約束した。最初にふたりが行ったのは、自然の森公園。そこで俳句を作っている女性と出会い、教えてもらいながら俳句作り遊びを始める。しばらくしてさゆをさがすと、そのとなりに男の人がいた。引っこしのあいさつの日に見たさゆのお父さんだった…。３・４年生から。
著者等紹介
斉藤栄美［サイトウエミ］
東京都に生まれる。児童文学作家。「四年一組石川一家」シリーズで作家としてデビュー
佐竹美保［サタケミホ］
富山県生まれ。雑誌「奇想天外」で挿絵画家としてデビュー。児童書を中心に、ＳＦやファンタジーの分野で幅広く活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芦屋和音
1
蒼のマンションの上の階に越してきた同い年のさゆ。二人は同じクラスにもなり仲良くなるが、とある秘密があって……。ふとしたことから吟行することになり、自分の周りには命で溢れていると感動する蒼。素敵な友だちができて前を向けるようになる、さゆ。蒼が明るいキャラなので暗くならずさらっと読めた。2025/01/12
