内容説明
ぼくは、動かなくなった時計を分解したことがある。ドライバーでネジを外して―。夢中でやってみた。3・4年生から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
66
児童書。低学年から読める。おとないちあきさんのイラストが沢山で素敵▽小学4年生の神田はるとは自分のことをどんくさいと思っている。弱気で言いたいことも言えないで、でもつまらない顔もできないで、周りに流されてへらっと笑ってしまう自分が何となく嫌だった。同じクラスのやすくんも、はるとと似たタイプだけど、我関せずとマイペースで、はるとはやすくんは強いと思っていた▽弱い自分が嫌だけど逆らうのも面倒。弟に嫉妬しているけど諦め半分。けれども、やすくんの転校をきっかけに、はるとは変わり始める▽良本。2023.11刊2024/02/27
ほんわか・かめ
9
小4にしては絵が大人っぽい。いじめっ子の中身、正義感のある女の子の中身、気弱な僕の中身。来年1年生に上がる弟が、学校での兄の姿を見たらがっかりするのではないだろうかと悩む僕。友達をひがむのではなく、それを目標として自分としっかり向き合う姿が良いし、変わろう!と決心してからも清々しい。中学年〜〈2023/金の星社〉2023/12/28
ゆうあゆ
1
読んでほしくて読み聞かせ。2024/06/30