内容説明
小さな子どもによく起きるケガ・急病・事故の応急手当てと予防のポイントをやさしく解説。すりきず、きりきず、やけど、ねんざ、骨折、鼻血、魚の骨がのどに刺さった、熱中症、けいれん、窒息、おぼれた…など21の症例の応急手当てを掲載!
目次
はしって、ころんですりむいた!
カッターで、ゆびをきった!
くちのなかをきった!
はなをほじったらはなぢがでた!
てにとげがささった!
あついホットプレートでやけどした!
ドアにゆびをはさんだ!
ちゃくちしたときあしをひねった!
プールであしがつった!
うでのほねがおれた!
ころんであたまをうった!
ころんでおなかをぶつけた!
いぬをなでたらかまれた!
いたい!ハチにさされた!
あそんでいたらはっぱでかぶれた!
みみにみずがはいった!
さかなのほねがのどにささった!
あつくてあたまがくらくらする
ともだちがガクガクふるえている!
著者等紹介
川原瑞丸[カワハラミズマル]
書籍や雑誌のイラストを中心に、映画や本のイラストレビューでも活動している
坂本昌彦[サカモトマサヒコ]
JA長野厚生連佐久総合病院小児科医長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
16
救急箱の絵本とは言い得て妙!一家に一冊、子どもも理解できる応急手当のやり方。こういう症状が出た時は迷わず病院へ。イラストも深刻になりすぎずにわかりやすい。昭和世代の手当てがいかに間違いであったかがかわかる。祖父母にも読んでもらうと良いね。補足はしっかり大人向け。学校図書館にも入れようかな。〈2023/金の星社〉2024/10/15
G-dark
16
非常時にどんな手当てをすれば良いのか教えてくれる絵本。イラストや文章が可愛らしいので、「勉強している」という気分にならず、楽しく読めます。「こんな時は病院へ行こう」「こんな時は救急車を呼ぼう」といった目安も分かりやすく紹介されているので、子どもだけではなく大人にもおすすめ。2024/01/09
遠い日
6
ケガ他21の症例の応急手当てをわかりやすく解説。鼻血が出た時にティッシュを鼻に詰めたりするけれど、これはやってはいけないこと。このように誤った手当てややってはいけない手当ても挙げることで、正しい処置の仕方を学ぶことができます。そして、病院にかかる判断をどこでするかも記されています。いかにもありそうな症例ばかりなので、大人も子どもも知っておきたいことばかりです。2023/10/25
こぶた
1
息子が死にたくないと言い出したので、安心させたくて購入。これを読めば怪我をしても安心だよと。怖いけど気になるようで、何度も読み聞かせに選ばれています。わかりやすく書かれていますが、ちゃんとしっかり理解できるのは小学生くらいにならないとかな。2024/01/31
たくさん
1
身近に起こりそうな怪我がこれでもかってカバーされている。絵が今風で親しみやすい感じだけれど何が起こったのかとかいまいち伝わりにくい感じ。文章がちゃんと読めたり読んでもらって絵を眺めることができる感じになって使いやすい本だと思います。2023/11/11