感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
135
図書館本。著者は韓国の方。日本語版の監修は、コロナのご意見番としてテレビでもお馴染みの白鴎大学の岡田晴恵教授。大腸菌が語り部となって、小学生の女の子の体の中(細菌ホテル)に住む、いろんな細菌達を紹介。我々人間の中にはたくさんの細菌がいて、腸の中にいる細菌の数は何と40兆個、その重さは体重の10分の1もあることに驚きを隠せない。免疫細胞や抗生物質のことも学べて、大人が読んでも楽しめる内容。人間と細菌は切っても切り離せないものなので、間違った知識を持ってむやみやたらに除菌をせず、上手に共存していけたらと思う。2020/10/17
mocha
73
人体を細菌たちのホテルに見立てた愉快なかがく絵本。常泊してる菌もいれば、入ってすぐ出ていく菌もいる。悪玉も入れは善玉もいて、ホテルはいつも賑やかだ。天秤の片方に地球上の生きもの全部、もう片方に細菌全部を乗せたら、細菌の方が重たいのだとか。体重の一割を占めるという細菌について、楽しく知ることができる。岡田晴恵さん監修。2021/02/08
イスタ
62
7歳娘が気に入って読んでます。細菌ホテルは 女の子の体の中。体の中には良い菌もいっぱい。体重の10分の1は細菌の重さだそう…ビックリ!コロナ禍の今、手洗い&消毒を頻繁にしてるで良い菌も少なくなって、人の体は少し弱くなってるような気がします。なので体に良い菌を積極的に取り入れようと思います。2020/09/25
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
54
細菌ホテルとは人間の体の中。主人公の大腸菌が体内での細菌の役割、免疫、耐性菌、抗生物質など分かり易く教えてくれる。細菌の重さが体重の10分の1には驚いた。現在は綺麗になりすぎて免疫力がないとも言われている。何でもやり過ぎは駄目だけど、コロナもあり周囲の状況に合わせる事も必要だと思った。日本語監修は岡田晴恵さん。オススメです。2020/10/08
マリリン
51
ユーモア感満載で大切な事も知ることができる愉しい絵本。体重の十分の一が細菌だったとは。除菌グッズが氾濫している中、何でも除菌でいいのか?と漠然と感じていた。細菌グッズには笑えたが細菌の仕事を理解し除菌は程々にしないと。できれば使いたくない抗生物質についても触れていたが、ウイルスとの闘いは今後も続くだろう。Cワクチンは3回接種したけど、インフルエンザは子供の頃の記憶は曖昧なものの未接種。罹患した事もない。睡眠と食事は充実している。時にバランスが悪くなるけど、屋外活動はかなり効果的。発酵食品は好き。2022/07/02
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