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出版社内容情報
寿司の秘密を寿司博士が楽しくひもとくノンフィクション。
1200年以上昔の東南アジアで生まれ、変貌と改革を重ねてきた寿司。日本に来た当初ドロドロだった寿司を今の形にしたのは「一刻も早く食べたい」という庶民の欲求だった。寿司の秘密を寿司博士が楽しくひもとくノンフィクション。
【著者紹介】
名古屋経済大学短期大学部キャリアデザイン学科教授。専門分野は日本人文化論・人文地理学・民俗学。研究テーマは「日本の食生活の伝統と変容から?とくにすしを中心に?」。すしミュージアム(静岡市)名誉館長も務める。著書に『すしの事典』(東京堂出版)『すしの歴史を訪ねる』(岩波新書)『すしの貌―時代が求めた味の革命』(大巧社)等
内容説明
握りずしを発案したのはだれ?1200年以上の昔から、すしは改革に改革が重ねられ原形からは想像もつかないものに変化した。それが現在の握りずし。多くの人々が関わった、すしのひみつを探っていく。
目次
第1章 すしのはじまり すしってなあに?奈良・平安・鎌倉・室町時代(すしは日本生まれじゃなかった!?;古代のすしってどんなの?えっ、すしのご飯は捨てちゃうの? ほか)
第2章 すしの大改革がはじまった江戸時代1(「まちゃれずし」と「おじゃれずし」;幕府に献上されるすし ほか)
第3章 ついに握りずしが登場!!江戸時代2(第三の改革 手で握っちゃえ!!握りずしの登場 発案者はだれ?;他にもある握りずしの発案者の説 ほか)
第4章 握りずしが全国に広がった!明治・大正時代(「握りずし」と「江戸前ずし」は本当は別のもの!?;江戸の郷土料理が日本中に広がったわけは悲惨な出来事 ほか)
第5章 戦後商魂たくましく進む握りずし昭和・平成時代(委託加工制度 えっ、すし屋は加工業!?;高度経済成長で変化するすし ほか)
著者等紹介
日比野光敏[ヒビノテルトシ]
1960年1月岐阜県大垣市に生まれる。名古屋大学文学部卒業、名古屋大学大学院文学研究科修了。岐阜市歴史博物館学芸員、名古屋経済大学短期大学部教授を経て、京都府立大学京都和食文化研究センター特任教授。すしミュージアム(静岡市)名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Shoji
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植田 和昭
サカナ
りょー