内容説明
わたしはリリコ。どうぶつたちとかけまわるのがだーいすき!みんなにはないしょだけど、わたしのおばあちゃんって、むかし、“まじょ”だったの!いいなあ…、わたしもなれるかな?まほうと友情の物語。
著者等紹介
中島和子[ナカジマカズコ]
岐阜県出身。童話の創作を中心に活動する
秋里信子[アキサトノブコ]
鳥取県出身。絵本・児童書の挿絵を中心に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kiisuke
40
実は自分が魔女の家の子どもだと知ったら?魔法を使えることって今も昔も変わらない子どもたちの夢なんだなぁ。ほうきにまたがって助走つけてぴょーんと飛び上がって。いつか本当に飛べるはずと信じていた子どもの頃を思い出しました。次のクリスマスには魔法の杖をお願いする♪と決めている娘もさらに魔女への憧れをつよくしたんじゃないかな^ ^新しいお友達とだんだんと仲良くなる様子やしりとりしながらの楽しい会話、など、小学生生活の様子もよく描かれていて親子で楽しめた一冊でした。2016/04/22
mug
30
6歳になったリリコは、自分が魔女の血をひいていることを知る。学校へ遅刻しそうになったある日、ほうきに跨ってみると…。絶対に見つかってはいけないというハラハラ感と、不思議な力に子どもたちも引き込まれていました。私も子どもの頃“魔法が使えたらな〜”と思ってたなぁ😊こっそり練習したことも思い出しました😂2024/07/19
なななお
21
中島和子さん、本当に低学年の読み物に有り難い作家さんです👍『まほうのバス』も字が大きくて読みやすい〜、なのに憂いと物悲しさが物語に滲み出て来て、読後感が本当に良い。子ども達も「いいお話読んだ!!」と言う達成感に繋がるカタルシス。続編も読みたいが、当図書室にはこれっきり。古いので購入も二の足を踏む。お話は魔女と普通の人間のミックスの女の子が小学一年生になり学校に行きます。ある日遅刻しそうになって初めてほうきに乗って学校に行きますが…。2021/11/04
ゆか
21
シリーズ化するのかな?と思えるぐらい続きが気になる終わり方でした。ハロウイーンタウンという映画と同じ感じです。魔女の血をひく主人公。普通の女の子として生きてほしい母対、魔女になってほしい祖母。ハロウイーンタウンも、そういう内容でした。小鳥とお話しできるリリコちゃんと友達になりたいと思ったはるかちゃんが、いい。ああ、魔法が使えたら、と今でも思ってしまいます。しょっちゅう、娘と試しています(*^。^*)まだ、成功していませんが・・2014/04/03
absinthe@読み聞かせメーター
12
5歳の娘に読み聞かせ。話のつながりが良く、それぞれに個性があって、それぞれの心配ごともある。キャラクタ作りは童話であってもこうあるべきだという見本の様。続編があればぜひ読みたい。2016/04/17