出版社内容情報
「赤毛のアン」の舞台となった、世界でいちばん美しい島、プリンス・エドワード島。詩情あふれる風景写真や、素朴な暮らしを営む島の人びとの写真を、四季折々に構成。島をこよなく愛する著者の感動的なエッセイも。 小学校高学年~
内容説明
こんなにも心を揺さぶられることがあっただろうか。カナダの大西洋南岸に浮かぶ、世界一美しいこの島で、あなたが探し求めていた風景に、きっと出会える。「赤毛のアン」の故郷をめぐる、吉村和敏ベストショット写真集。
著者等紹介
吉村和敏[ヨシムラカズトシ]
1967年、長野県松本市生まれ。中学3年の頃から写真に興味を持ち、地元信州の自然を撮りはじめる。高校卒業後、2年間会社勤めをするが、プロの写真家を目指すため、カナダへ撮影旅行に出かける。旅の途中でプリンス・エドワード島と運命的な出会いをし、アルバイトをしながら1年ほど島に滞在する。帰国後、島で撮りつづけた作品が雑誌などに発表され、写真家としての第一歩を踏み出す。以後、四季を通じて幾度となく島に通い、美しい景観と人びとの素朴な暮らしをシャッターにおさめつづけている。現在はプリンス・エドワード島にとどまらず、世界各地に目を向け、精力的に取材を重ねている
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感想・レビュー
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やすらぎ
132
ふと、別世界が見たくなって、プリンスエドワード島を目指して旅に出ることにした。民家や協会、灯台は色鮮やかだけど、何気ない身近な自然の中に、美しさや神秘、厳しさがある。自然と共存して生活をする人々は愛する心を持っている。赤土の香りに誘われて、一本道につづく草原にはタンポポが一面に咲く。カエデの木には巣箱があり、野鳥を待ちわびる。月夜が終わり、美しい朝焼けとともに朝露の一粒一粒が輝きだす。リスが目覚め、アイランダーが最も愛するルピナスが咲く。雲は形を変えて流れていく。岬にある灯台は静かに海を見守り続けている。2021/04/25
千尋
9
図書館で偶然見つけて借りてきた本*名作『赤毛のアン』の舞台でおなじみプリンス・エドワード島の四季の美しい写真が掲載されています*島の人々が優しくてとても温かく、自然が美しくて素敵なプリンス・エドワード島・・一度は行ってみたいと思える写真集です**2014/06/23
柴モモ
4
図書館で目に留まり借りてきました。プリンスエドワード島と言うと、赤毛のアンだけがクローズアップされますが、島とそこに住む人々がとても魅力的です。吉村さんの写真が素晴らしいのはもちろんですが、小さな島がどこを切り取っても絵葉書や映画のワンシーンのようでした。花が溢れる春や夏だけでなく、雪に覆われた冬の景色も素敵でした。2015/04/26
南無三
1
外国の家って素敵だなぁと思える一冊。2010/02/17
cosx2
1
図書館で借りた本。 家がかわいい、空が広い、緑がきれい。 ベルビアフィルムと中判カメラでとってるみたいで、最近手に入れた中判カメラを使ってみたくなりました。2011/12/04