出版社内容情報
生活の知恵を集めた本というと実用っぽいが、だれでもいつかどこかで役に立つ(んじゃないかな)という項目をあつめて本にした。
覚えておくと一生役に立つ、驚きがある知恵、なるほどと思う知恵、子どもに役立つ知恵を100以上収録。
雀豪でもある著者・筒井康隆が、自らに「三翻縛り」をかけて執筆した渾身の一冊。
挿し絵は、「りっぱな犬になる方法」などで有名な きたやまようこ が担当。大人から子どもまで幅広く親しめる本に仕上がった。
筒井・きたやま の対談もあり、この本の制作秘話が聞ける。
内容説明
役に立ったり、ビックリしたり、感心したり、笑えたり。「知恵」がいっぱい。
目次
第1章 わが身ほどかわいいものはほかになし―健康編
第2章 語らいつ食べるは楽し飲むもよし―食べもの・飲みもの編
第3章 もの言わぬ身近な品にもひとくふう―身のまわり編
第4章 とりあえず家の外へとふみだそう―屋外編
第5章 のびやかに人と人とのおつきあい―つきあい編
第6章 知恵しぼり仲よく遊びよく学べ―遊び・勉強編
著者等紹介
筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年、大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業。1960年、SF同人誌「NULL」を主宰。この雑誌に発表した「お助け」が江戸川乱歩に認められ、作家活動をはじめる。『虚人たち』で泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞、『朝のガスパール』で日本SF大賞、フランス政府よりシュバリエ章、フランス・パゾリーニ賞、『わたしのグランパ』で読売文学賞をそれぞれ受賞
きたやまようこ[キタヤマヨウコ]
1949年、東京生まれ。文化学院卒業。『ゆうたくんちのいばりいぬ』第1集で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『りっぱな犬になる方法』で産経児童出版文化賞推薦に選ばれ、『じんぺいの絵日記』とともに、路傍の石幼少年文学賞を受賞
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感想・レビュー
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kinkin
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
たまきら
Tomomi Yazaki
杏子