ガラスのうさぎ (新版)

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ガラスのうさぎ (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784323070124
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

息もつまる思いでページをめくりながら、何度も目頭をぬぐわずにはいられませんでした。それほどまでにこの一冊は、読んだ人の心を強く揺さぶる力をもっています。これはまぎれもなく、実際にあった出来事なのですから。

平成17年5月、アニメ映画化!

小学校高学年から

内容説明

1945年3月10日、東京大空襲。東京の町は、戦火につつまれた。焼け跡には、敏子の家にあった「ガラスのうさぎ」が、ぐにゃぐにゃになって、ころがっていた。うさぎは、燃えさかる炎に身を焼かれながらも、戦争の悲惨さを、みつめつづけていたのだった―。東京大空襲で母と妹をうしない、その後、機銃掃射で父をも―。戦争の中を生きぬいた著者が、平和への祈りをこめて、少女時代の体験をつづった、感動のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ🌿

78
淡々と書かれているが胸に残る少女時代の戦争体験談。空襲で母妹達が行方不明、そして父親も亡くした敏子。途方に暮れていたが色んな人達に助けてもらいながら懸命に生きていく。親戚より他人の方が親身にだったという印象が残る。永く読み続けられている作品。これからも読み続けられて欲しい。2018/07/23

42
戦争体験と一言でまとめられない敏子の壮絶な人生、何と言って良いやら…あまりにも現代の子との差がありすぎて驚きました。両親や妹たちを失っても、くじけそうになっても強い心でまた立ち上がる姿がすごすぎます。周囲の人の優しさもすばらしいです。個人としては皆良い人たちが、戦争で国となると互いに殺し合うようになる、やっぱり戦争はしちゃいけないんだと敏子が真剣に考えていたように私たちも考えないといけないですね。2015/01/31

ちぐ

33
著者12歳のときの戦争体験の話である。東京大空襲で母親と妹2人を失い、さらには疎開先の神奈川県二宮町で米軍による機銃掃射により、目の前で父親が殺されてしまう。あまりにも残酷で絶望的な境遇の中、一人ぼっちになってしまっても生きる勇気を奮い立たせ、めげることなく辛抱し困難の中どのように考えどのように過ごしたかが分かりやすく書いてある。戦争の虚しさはもちろん、命の大切さ、不幸や困難に立ち向かう意志。こんにちの子供たちには特に読んでほしいし知ってほしい。2017/09/19

♪みどりpiyopiyo♪

32
子供の頃に読みました。中学生くらいだったかな? 自分と同じ年頃の子のお話は、とてもおそろしくて、とてもこわくて、読み終えるのに時間がかかりました。 こわかったけど こわいって誰にも言えなくて、じっと1人で考えてました。こわいことがあると言葉が出なくなるのは子供の頃からだったんだなー。

かいゆう

30
高木さんご自身の実体験なのですね。自分の息子とちょうど同じくらいの歳。空襲で行方不明になった母と妹を、おそらく亡くなったと実感できないのもかわいそうだけど、自分の目で父の死を見たのもかわいそうでなりません。哀しむ暇もないくらい、火葬や引越しや学校の書類の手続きに追われ、家も無く、これからどうしようとどれだけ不安だったことか…。戦争を知らない世代が増えていく中、この本はぜひ多くの方に、親子で読んで欲しいです。2015/08/20

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