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出版社内容情報
ようこそ、恐怖の館へ!歴史は恐怖に満ちている…待望の新シリーズ登場!恐怖の黄泉の国神話/奈良の大仏に隠された祟り/陰陽師・安倍晴明伝説/菅原道真の怨霊話/妖怪たちの怪事件/恨み恐ろしき怪談話-などなど怖い話 満載!あまりにも怖ーい表紙!もう眠れない… 小学校中学年~
内容説明
暗く深い夜の闇のなかには、鬼や悪霊、幽霊、妖怪、魑魅魍魎などの異形のものどもが蠢き、世の人々は底知れぬ恐怖に怯えながら暮らしていた。血塗られた歴史の闇に暗躍する、異形のものども―その戦慄の物語を紹介する。
目次
死者の国の愛の物語
驚異の呪術者・役小角
不老不死の悲しみ
奈良の大仏と祟りの連鎖
怪人たちの闇の歴史
鬼道の女王・卑弥呼死す
奇跡の超能力者・聖徳太子
著者等紹介
藤田晋一[フジタシンイチ]
1967年、宮城県生まれ。成城大学卒業後、出版社、編集プロダクション勤務を経てフリーとなり、週刊誌、テレビ、ビデオなどの構成、映画翻訳など幅広いジャンルで活躍する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めがねまる
27
伊邪那岐命と伊邪那美命の神話から聖徳太子の逸話まで、古代の歴史の闇に焦点を当てた物語集。私はこういう恐ろしいような哀しいような本が大好きで、小学生の時に読んだらさぞ夢中になっただろうなぁと思った。もちろん今でも面白いが、面白いゆえに量が物足りなく感じてしまう。奈良の大仏にまつわる祟りの連鎖は純粋に恐ろしい話だが、最後の聖徳太子と蘇我馬子の話は超越した人物を前に苦悩する馬子の嘆きが胸を突く。恐怖と悲哀がない交ぜになった、人の心の闇が歴史の闇を作ったのだ。歴史に興味を持つきっかけになれるであろう良い本。2016/07/18
花林糖
13
読友さんの感想から。<伊邪那岐命と伊邪那美命の神話・役の小角・久米仙人・八百比丘尼・奈良の大仏にまつわる祟り・両面宿儺・卑弥呼・聖徳太子>児童書なので怖さを感じることが出来ずとても残念。この時代が大好きなので、子供の頃に読んだら面白かったと思う。2016/08/07
ekura
0
いい加減でチラウラな歴史妄想よみもの。こんなの子どもに読ませていいのかな……2013/09/25
kabosan
0
特に馬子と太子の拗らせ話が最高でした2022/08/13