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内容説明
自立編第1部(第2回から最終回)と自立編第2部(第1回から第20回)の25話を収録。
著者等紹介
中沢啓治[ナカザワケイジ]
1939年、広島県に生まれる。45年、国民学校1年生のときに被爆し、日本画家の父、姉、弟を失う。その後上京し、63年に漫画家としてデビュー。66年に母親を原爆症で亡くしたのをきっかけに、戦争やみずからの原爆体験を題材にした作品を手がけ始める。68年に原爆を題材としたはじめてのマンガ「黒い雨にうたれて」を発表。73年より「週刊少年ジャンプ」に「はだしのゲン」の連載を開始。実体験に基づき原爆の惨禍を克明に描くとともに、そこから力強く立ち上がる主人公の成長物語を、媒体をかえながら描きついだ。同作は実写、アニメ映画化されたほか、世界各国で翻訳出版されるなど、国際的な評価を受ける。2002年、谷本清平和賞受賞。2012年、肺がんのため死去。享年73(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫陽花と雨
16
広島カープが原爆投下で壊滅した街と市民を励ますため、地元有力者と市民の発案で誕生したというのを初めて知った。野球選手を目指していたのに白血病になった相原。戦争反対を訴え生徒たちに慕われていたのにGHQのレッドパージで辞めさせられた太田先生。そして夏江姉ちゃんの死。骨を見晴らしのいいところへ埋めてほしいと登った比治山の上にはABCCの施設が建設(この建物今もあってびっくり)埋めるのを断念し中岡家の墓へ。平和都市建設の名のもとに母ちゃんと一緒に建てた家も市役所に取り壊されたり、やりきれない話だった。2024/10/20
SK
2
相原。太田先生。広島に家を壊される。夏江の死。2020/09/12
ねこすけ
1
周りの人が亡くなっていって元は凹むけれど、やるぞと立ち上がる強さを持続けていることが印象に残りました 隆太が喋りだすとちょっとくどい2023/07/08
東側ギャン
1
カープファンは必読やね。面白い。だけど終戦直後の共産党の工作がバレてきた21世紀から見るとあんまり美化できない面もあるよなって作中の反戦活動見て思った。だからといってGHQが美化できるほどいいもんでもないけど。2020/07/27
海戸 波斗
0
だんだんだんだん、わかんなくなってきた。小学校の図書室で読んでたのは、これだったっけ?