出版社内容情報
ホームズ以上の観察力と推理力があるという兄マイクロフトと同じアパートに住むギリシャ語通訳のメラス。彼が目隠しされ連れて行かれた先には痩せて顔中に絆創膏を貼った男が! ホームズ兄弟とワトスンが事件の解明にあたる。
内容説明
ホームズのもとにやってきた依頼人。妻の行動があやしいとうたがっているようだ。依頼人のとなりの家の窓から見えた、不気味な黄色い顔の正体は一体なんなのか?ホームズは自慢の推理をはたらかせるが…?(『黄色い顔』)。シャーロック・ホームズには兄弟がいた!ホームズ以上の推理力を持つ、兄のマイクロフト・ホームズ。ギリシャ語通訳誘拐事件のなぞを、ふたりのホームズが解き明かす!(『ギリシャ語通訳』)
著者等紹介
ドイル,コナン[ドイル,コナン] [Doyle,Sir Arthur Conan]
1859年、スコットランド・エジンバラに生まれる。エジンバラ大学医学部を卒業して医院を開業。1887年最初の「シャーロック・ホームズ」物語である『緋色の習作』を発表。その後、医師はやめ、60編におよぶ「シャーロック・ホームズ」物語を世に送りだした。「シャーロック・ホームズ」のほかにもSFや歴史小説など多数の著作を残している。1930年71歳で逝去
小林司[コバヤシツカサ]
1929年、青森県に生まれる。東京大学大学院博士課程修了。医学博士。精神科医。フルブライト研究員として渡米。上智大学カウンセリング研究所教授などをへて、メンタル・ヘルス国際情報センター所長。世界的ホームズ研究家として知られる。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(BSI)会員。1977年日本シャーロック・ホームズ・クラブ創設・主宰。2010年帰天
東山あかね[ヒガシヤマアカネ]
1947年、東京都に生まれる。東京女子大学短期大学部卒業の後、明治学院大学卒業。夫小林司とともに日本シャーロック・ホームズ・クラブを主宰しホームズ関連本を執筆する。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(BSI)会員。社会福祉士、精神保健福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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