内容説明
車いすや義手・義足、便利な用具がよくわかる。
目次
第1章 車いす・義足・義手(手や足が不自由って、どういうこと?;車いす;義足;義手;装具 ほか)
第2章 生活に便利な用具(家のさまざまな場所で役立つ福祉用具;玄関・階段;廊下・ドア;寝室;浴室 ほか)
著者等紹介
徳田克己[トクダカツミ]
筑波大学医学医療系教授。教育学博士、臨床心理士、筑波大学発ベンチャー企業の子ども支援研究所所長。専門は、心のバリアフリー(障害理解)、点字ブロック研究、発達障害のある幼児の育児・保育・教育。全国で発達相談、保育相談をおこなっている。心のバリアフリー、気になる子の育児・保育に関する著書や論文が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Roko
38
元気な時には気にならなかったことが、病気やけがで身体の動きが不自由になると、様々な障害物になってしまうんです。 普段から福祉用具のことを知っておくのって大事だと思います。松葉杖だけだっていろんな種類があるし、いろんな新しいアイデアの器具ができていることに、みなさん、興味を持ってください! そして、機会があったら福祉器具を使ってみて下さい。たとえば、車椅子に乗ってみて、そこからの視界がどんなものなのか、道路を移動するのがいかに大変かを体験するだけでも、随分考え方が変わると思うのです。#NetgalleyJP2022/11/20
spatz
13
例えばエレベーターに必ず鏡があるのは、なんのためなのか、私も子供たちも長いことはっきり知らなかった。無知とは恐ろしい。今は冬。凍りついた大きな通りを歩きながら、除雪が無理なレベルで凍ってしまった点字ブロックを見て、春が来るまでこれに頼っていた人々は困るだろうな、と思った。 #NetGalleyJP https://www.netgalley.jp/book/246479/review/697890 2022/01/25
遠い日
4
亡義母がフレイルから要介護へと突き進んだころ、福祉用具には大変お世話になった。杖、手すり、介護ベッドにポータブルトイレ、出張入浴。風呂用の介護椅子も使った。家庭での介護は無理になって、施設で車椅子生活になった。知らないと想像すらできない。手足の不自由や欠損を補い、それどころか積極的に自分の生活を作り上げていくための義手、義足の働きには目を見張らされる。パラリンピックは記憶に新しく、運動用の義手や義足や車椅子にもみんなの注目と理解はある程度は進んだと感じる。バリアフリーとSDGs。#NetGalleyJP2022/01/28