著者等紹介
安房直子[アワナオコ]
1943年、東京生まれ。日本女子大学国文科卒業。『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞、『風と木の歌』で小学館文学賞、『遠い野ばらの村』で野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』で新美南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで 小夜の物語』でひろすけ童話賞など数多くの賞を受けた。1993年逝去
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞。2015年パリとボローニャで絵本原画展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
79
谷あいの町のお豆腐屋さんをめぐる美しいファンタジー『ねこじゃらしの野原』が大好きです。その中の一遍「きつね山の赤い花」が、いもとようこさんの絵で絵本になっていることを知り、手にとりました。子ぎつねが木の葉でおままごと道具を作るところや、お豆腐屋さんの娘・ゆみこがそれに魅せられて、相手がきつねだということもそっちのけで「いれて」と声をかけ、いっしょにお母さんごっこが始まるところとか、本当にかわいいです。やさしさに包まれるような読後感が、たまりません。きつねのお母さんがつくるおいなりさん、どんな味なのかな。2024/04/14
yomineko@ヴィタリにゃん
66
キツネちゃんがキツネのぬいぐるみ背負ってる表紙だけで萌え💘そんなキツネちゃんに出会ったお豆腐屋さんのゆみ子ちゃんのお話。きつね山の赤い花は、、、実はね、女の子が大好きな事!きつねママがゆみ子ちゃんのおうちの油揚げを勝手に取って行っちゃったお礼?お詫びにゆみ子ちゃんにしてくれた事はとても素敵✨✨✨2023/12/13
ヒラP@ehon.gohon
25
ゆみ子ちゃんと小ぎつねの可愛いおままごとに、気持ちがほんわりとするお話です。 ゆみ子ちゃんのおうちの油あげをどっさり持って現れたお母さんぎつねの悪びれない姿、遊んでくれたお礼にと、赤い花でしてくれた赤いマニュキュアに、気持ちが言ってしまいました。 帰ったらゆみ子ちゃんのお店はどうなっているのか、ちょっと心配ですが、そのスリリングなところも、お話のスパイスになっていますね。2021/06/04
k sato
24
お山はごっこ遊びにうってつけ(´▽`)菜の花畑で出会ったゆみ子ちゃんと子ぎつね。子ぎつねのおままごとにゆみ子ちゃんも仲間入りします。菜の花の炒り卵が美味しそう。(´~`)もぐもぐ。五目寿司には本物の豆腐!ゆみ子ちゃんは豆腐屋の娘なのです。コッソリお店から拝借。そこに油揚げをもった母ぎつねが現れます。ムムム、あの油揚げは?子ぎつねと遊んでくれたお礼に、母ぎつねは赤いツバキを使った・・・大好きないもとようこさんのイラストに安房直子さんの可愛らしいお話が調和します。私はぬいぐるみごっこをよくやったな。2023/12/23
ヒラP@ehon.gohon
20
おもちゃ図書館で読み聞かせしました。わくわくタイム。2021/05/15
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