目次
狂言(まちがいの狂言(作/高橋康也)
法螺侍(作/高橋康也・野村萬斎・河合祥一郎)
鐘の音 ほか)
人形浄瑠璃文楽(寿式三番叟;月形半平太(作/行友李風)
駆け込み訴え(作/太宰治) ほか)
歌舞伎(弁天娘女男白浪(作/河竹黙阿弥)
楼門五三桐(作/初代・並木五瓶)
本朝廿四孝(作/近松半二ほか) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコタ
32
NHK Eテレの番組「にほんごであそぼ」が本になったもの。シリーズの1つでこれは伝統芸能をテーマにしている。狂言、人形浄瑠璃、歌舞伎といった伝統芸能でつかわれている日本語をピックアップしている。「ややこしや」ということばは野村萬斎さんが新しく作った狂言にでてくるものらしい、へー。2017/10/09
たまきら
7
保育園のクラスに小唄の師匠を祖母に持つ子がいて、彼の影響や下町住まいということもあってオタマも歌舞伎や狂言が面白いようです。鳶のおじいちゃんが毎日遊びに来るなんて、落語の世界だもんねえ。現在「ややこしや」と狂言「茸」にはまり、茸を演じたことのあるオトンとこの本を楽しんでました。2015/05/08
tama
6
図書館本 こないだ萬斎君を見たので。ただ、狂言は基本的に茂山さんの方が好きです。にほんごであそぼも結構見たが、このスタジオの背景は実際の狂言舞台の背景にしてもよさそうなほどいいセンス。この本の「蚊相撲」でその時の画像が出てるがいいよ!背景がデカい蚊取り線香。狂言装束に近い発想!風の又三郎の萬斎君いいね!ハムレットの文楽になぜ孫悟空?こういう楽しみ方が出来る良い本です。2019/02/22
ganesha
2
狂言、文楽、歌舞伎の台詞の紹介とちょっとした解説。ややこしやの元ネタを知れたり、巻末の絵合わせかるたを家族で楽しんだり、満足の一冊だった。2018/06/15