うみのかくれんぼ うみのかくれんぼ かたちをかえてかくれる―モクズショイ・タコノマクラ・キメンガニ ほか

武田 正倫【監修】

金の星社（2017/03発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 27cm
• 商品コード 9784323041735
• NDC分類 K481
• Cコード C8345

出版社内容情報

海に隠れている生きものを美しい写真とわかりやすい解説で楽しく紹介。体に海藻をつけて姿を変えるモズクショイ、全身のとげに落ち葉をくっつけて身を隠すタノコマクラ、ヒトデやウニを背負い別の生きものに姿を変えて見せるキメンガニなど、形の効果で隠れる海の生きものを美しい写真で紹介！

武田 正倫［タケダ マサツネ］
1942年、東京都生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在は、国立科学博物館名誉館員、名誉研究員、国立感染症研究所客員研究員。磯やサンゴ礁から深海までにすむさまざまな海産無脊椎動物の分類、生態、発生に興味を持っており、多くの研究論文がある。主な著書に『カニは横に歩くとは限らない』（PHP研究所）、『エビ・カニの繁殖戦略』（平凡社）、『サンゴ礁のなぞをさぐって』（文研出版）、『北のさかな 南のさかな』（新日本出版社）、『ポプラディア大図鑑　WONDA 水の生きもの』（監修、ポプラ社）、『学研の図鑑LIVE 水の生き物』（総監修、学研プラス）などがある。

内容説明

からだに海藻などをつけて姿を変えるモクズショイ、全身のとげに落ち葉などをくっつけて身を隠すタコノマクラ、ヒトデやウニを背負って別の生きものに姿を変えて見せるキメンガニなど、形の効果によって隠れる、海の生きものたちを紹介。

目次

モクズショイ
タコノマクラ
ヨロイイソギンチャク
ソメンヤドカリ
キメンガニ
カイカムリ
ミミックオクトパス
タカラガイ
カミソリウオ
ナンヨウツバメウオ
イソコンペイトウガニ
リーフィーシードラゴン

著者等紹介

武田正倫［タケダマサツネ］
１９４２（昭和１７）年、東京都生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。日本大学医学部生物学教室助手、国立科学博物館動物研究部研究官、主任研究官、第３研究室長、部長、東京大学大学院理学系研究科教授、帝京平成大学現代ライフ学部教授を経て、国立科学博物館名誉館員、名誉研究員、国立感染症研究所客員研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[のぶのぶ]

モズクショイというカニは、固い毛に海草をつけてカモフラージュします。タコノマクラというウニは、海草や落ち葉、貝を体につけてカモフラージュ。ヨロイイソギンチャクは、小石や貝がらを付けるとまさに、鎧。石のおまんじゅうみたい。見事‼何かを背負って、身を隠す生き物もいる。ミミックオクトパスは、イソギンチャクやヒラメに体を似せ、見事、変身。このタコは、面白い。カモフラージュようのまくがあるクチムラサキタカラガイは、まさにカバーをもっているようだ。カミソリウオは、体をたてると見事に海草になりすまし、見事‼のひと言。

2018/08/02

[遠い日]

「うみのかくれんぼ」シリーズ３。形を変えて隠れる海の生き物たち。これも擬態の一種です。知らない海の生き物がいっぱいで、楽しい読書になりました。モクズショイ、タコノマクラ、ヨロイイソギンチャク、キメンガニ、ミックスオクトパスetc.　なんとも不思議な姿で、どうしてそこまで変わった形になるのかおもしろい。ユキンコボウシガニとイソコンペイトウガニのかわいさには思わず声が出ました。

2024/07/09

[食パン]

小１

2024/07/30