内容説明
貝殻のすき間から出したあしを使って砂にもぐるハマグリ、からだをゆすりながら海の底にもぐり獲物を待ち構えるメガネウオ、後ろあしで掘った砂底にもぐり身を隠すアサヒガニなど、何かにもぐって隠れる、海の生きものたちを紹介します。
著者等紹介
武田正倫[タケダマサツネ]
1942(昭和17)年、東京都生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。日本大学医学部生物学教室助手、国立科学博物館動物研究部研究官、主任研究官、第3研究室長、部長、東京大学大学院理学系研究科教授、帝京平成大学現代ライフ学部教授を経て、現在は国立科学博物館名誉館員、名誉研究員、国立感染症研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぶのぶ
28
仕事本。検索をかけ、職場を探すとありました。もぐってかくれる海の生き物。メガネウオ、スターゲイザー…星を眺める人、こっけいだが、素敵な名前がついている。砂に潜り上を向いているからなのだろう。カクレウオは、なんとナマコのおしりの穴にすんでいるそうな。すごい隠れ家。カモメガイは、からの半分にギザギザがあり、からをグリグリ回して、石を削り、成長に合わせて穴を大きくするとは‼すごい‼イエローヘッド・ジョーフィッシュ、穴に潜る以上に、オスの口の中に卵を産み、口の中がいっぱいになっているのにびっくり。面白い。2018/08/02
しぃ
19
小1の教科書で「うみのかくれんぼ」をやったので、こちらも読んでみました。興味津々のようで、じっくり。3歳長男と小6長女も一緒になって聞いていました。大人でも勉強になります。2020/10/09
tamako
8
一年生への読み聞かせ本を求めて。詳細を読まなければ10分以内で読めるかな。私は変な生き物が大好きだけど、ドン引きする子もいるかな。2023/07/09
遠い日
3
「うみのかくれんぼ」シリーズ1。潜って隠れる海の生き物たち。隠れるのは身を守るため、またはエサを獲るため。ハマグリ、メガネウオ、アサヒガニ他。オニイソメやカモメガイ、ダイナンウミヘビなど、知らない生き物に興味津々。2024/07/09
Kimiko
2
1年生クラスに読み聞かせ 光村国語「うみのかくれんぼ」の単元末で紹介された2冊から抜粋で読む この本からは、かくれんぼするのはなんのためかが書かれた1ページを読んだ 身を隠すため・獲物を捕まえるため・安心して眠るための3つが挙げてある2022/09/16