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内容説明
「カッコー、カッコー」と鳴くカッコー鳥の鳴き声。作者・浜田廣介はこの鳴き声からこの童話を創りだしたのでしょうか。だれかを呼んでいるようにくりかえす鳴き声。いなくなったわが子の名を呼びつづけている…。それは鳥に姿を変えたやさしいリス。この童話に出会ってから「カッコーカッコー」がもっとせつなく響きわたります。
著者等紹介
浜田廣介[ハマダヒロスケ]
1893年山形県生まれ。米沢興譲館中学から早稲田大学英文科に入学。入学の年に『零落』が懸賞小説に入選。大学卒業後「良友」「幼年之友」編集者を経て、1923年より作家に専念する。1973年に80年の生涯を閉じるまで1000編に及ぶ童話、童謡を書き、近代児童文学の先駆的役割を務めた。児童文化賞、野間賞、産経児童出版文化賞、文部大臣賞など数多くの賞を受賞。日本児童文芸家協会初代理事長、会長を歴任。山形県高畠町に浜田廣介記念館がある
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
120
カッコカッコ。その鳴き声から生まれた童話、浜田廣介さんのよぶこどり、1918年作。山のさくらが咲いたなら戻ってきてくれるというけれど、その声にならない切なさをいもとようこさんの柔らかさが描いている。かわいいリスがいつもひとりぼっちで遊んでいると、その寂しさを癒すかのように、一つのたまごと出逢う。黄色い口を大きく開けたひなが、元気よく見つめている。おかあさん、どこへ行くの。ようやく生えそろった羽毛、必死に後をついていく。愛情に満たされて生きる大切さ、母を想う気持ち、忘れられない温もり、語り継がれる名作です。2026/02/16
ぶち
107
読友さん(pafさん)の感想を拝見して、読まずにはいられなくなって手に取りました。 読友さんが20年も読み続けているこの本は、私にとっても忘れられない絵本となりました。浜田廣介の名作童話に、いもとようこさんが絵を描いて、素敵な絵本となっています。子を失ったリスの哀しみと愛情の深さがひしひしと胸にせまってきます。 とても美しい文、愛くるしいリスと雛の絵。読み終わって表紙の絵を見たとき、涙が止まらなくなりました。 この美しい絵本は永遠に読み継がれていって欲しいと思います。2019/12/13
yomineko💖avec ヴィタリにゃん💗
67
呼子鳥。リスは小さなたまごを拾って毎日温める。すると、ひなが孵って幸せな日々、、、もからすのいう事が気になって仕方がないひな。ある日鳥の後を追いかけて出て行ってしまい、りすは探し回る。幾日もひなを待ち続けるりすの姿に涙。。。2024/06/04
Smileえっちゃん
49
呼子鳥、懐かしい気持ちで読みました。(子供のころ読んだのかな~)リスが、落ちていた卵をわが子として育てる。毎日毎日、夕方には餌を運んで帰ってくる。ある日、自分と親の姿の違いに気が付き、本当の生きる世界を知る。本当のことを聞きたいのに聞けないまま、飛び立ってしまう。いつか帰ってくると待ち続ける。親の気持ちってそうなんですよね。いもとようこさんの優しい絵に切なさが伝わってきます2020/02/15
p.ntsk
47
せつないお話だった。喪失感から悲しみのあまり姿まで変わってしまったリス。これからカッコウの鳴き声を聞いたら切ない気分になりそう。リスのヒナ鳥への深い愛情がいもとようこさんの可愛らしいイラストで描かれています。童話だけどなにか人間の話に当てはめて考えたらまたせつなくなりました。 2019/12/29
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