内容説明
みすゞさん大好き!そんな子どもたちのために『みすゞこれくしょん』は生まれました。この絵本には、みすゞさんの詩に描かれている自然や小さな生き物たちが登場し、いろんなおしゃべりをしています。そんなあたたかくてふしぎな世界を一緒に楽しんでください。
著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
1903年(明治36年)山口県長門市仙崎(当時大津郡仙崎村)生まれ。本名は金子テル。大正末期から昭和の初めにかけ、雑誌「童話」「赤い鳥」「金の星」に投稿し、「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されながらも、26歳の若さでこの世を去りました
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
19
図書室蔵書本。国語で学習するので、みすゞさんの詩集は多めに取り揃えています。このシリーズ本はみすゞさんをキャラクター化。子どもたちには手に取ってもらいやすい。詩ごとに楽しみ方のポイントも解説付きです。 図書室の7月の掲示用に星にまつわる詩を探していました。『…見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。…』昼間の星とたんぽぽの根っこ…。もしかすると見えないものの方が大事なのかもしれません。掲示を見た子どもたちにも何か感じてもらえるといいな。 2021/07/03
双海(ふたみ)
16
この絵本をお母さんに読んでもらった子どもたち。仕合せだろうなぁ。2014/11/23
けほんこ
9
さすが金子みすず…… でも…… 絵が…… ただ絵は可愛くてすごい素敵だと おもいます。 ちょっと捉え方が違う感じになる えってやっぱり本にとって 大事な要素なんだなーっと 思いました。 でも娘が喜んで読んでいたから こういう絵で 深いものに出会うのを 誘発させるのはなかなか 良いことなのかもしれないなーと なんかへんな方向に考えてしまいました とってもよい本だと思いました2018/02/11
遠い日
7
「金子みすゞ詩の絵本 みすゞこれくしょん」シリーズ。「大漁」「星とたんぽぽ」「すずめのかあさん」などの有名な詩もそうでない詩も、金子みすゞの目はどんなものにも平等に注がれる。命の輝きや重さを見ている目だ。2020/08/22
かのん
2
26歳の若さでなくなっていた、というのを初めて知ってびっくりしました。学校で習った詩しか知らなかったので、他のをいろいろ読んで印象が少し変わった気がします。2021/02/20