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出版社内容情報
いじわるな狼に魚をとられた狐。もっと欲しがる狼に、「池にしっぽをたらせば、いっぱい集まってくるよ」と教えます。雪のなか、狼がしっぽをたらす池は凍っていき…。せなけいこのユーモア光る、ゆかいな日本昔話!
内容説明
ユーモアあふれる日本むかしばなしを、せなけいこが描く!
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
東京生まれ。武井武雄氏に師事。「いやだいやだの絵本」シリーズ(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞受賞。2024年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
123
以前から気になっていたせな けいこ、初読です。人間は、オオカミを絶滅に追い込んでもなお、オオカミを間抜けな動物として貶めようとするのでしょうか🦊&🐺 https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=97843230324502025/03/17
遠い日
3
つい先月「こどものくに チューリップ版」で出たばかりなのに、もうハードカバー化されるとは驚きの早さ。せなけいこさんの人気がそれほどあるということでしょう。いろいろなバージョンがある『しっぽのつり』。わたしの記憶ではきつねとかわうそのパターンが多いように思いますが、本書ではきつねとおおかみ。おおかみに釣った魚を横取りされ、もっとよこせと迫られて意趣返しをするきつね。騙されたおおかみをそれでも最後には助けてあげるやさしいきつねです。2025/03/19
いまちゃん
2
取った魚をオオカミに奪われたキツネは、仕返しに「尻尾で魚を釣ると沢山釣れるよ」とオオカミにウソを教え池に連れて行った…。民話では、キツネvsカワウソや人間や猿らしい(地方によって違うらしい)そう考えるとオオカミバージョンは珍しいのかも。民話の中に出てくる復讐の類としては随分優しい方だよな。2025/06/05
たくさん
1
思いのほか読みだして展開が早くて、しかもシンプルにすっと話が終わってしまってあっさりしているなという本です。そのあっさりさがとても余韻になるのが不思議なところです。シンプルな話にシンプルな読み方がいいのかもしれません。2025/06/09
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