出版社内容情報
石ころ、折り紙のかけら、みかんの皮。おもちゃ箱の中はママにしてみればガラクタばかり。でも、けんちゃんにはどれも思い出のいっぱいつまった宝物なのです。するとママもけんちゃんのちいちゃな靴をだしてきました。
内容説明
何を隠そう“捨て魔”の著者。一方、娘は“とっとく魔”。「捨てたら?」「とっとく」と繰り返される毎日から生まれたのが、このお話です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
27
おもちゃ箱の中を片付ける様子が私と息子みたい。子供にとっても親にとってもその親子にしか分からない宝物ってありますよね。2022/01/18
ふじ
20
書架整理していたら、ちょうど先日感想を見かけた絵本!運命感じて借りました。私も息子も捨てられない人。この絵本も捨てられないボーイの話なので、どうかなー、と思ったら反応特になし。「僕の絵本の好みわかるでしょ」って言われちゃった。もう好みのものしか読みたがりません。。断っておくと、すごくいい話なんですよ。2018/06/08
おはなし会 芽ぶっく
15
自分にとってはいらない物でも、相手にとっては大切な物。ママにはいらない物にしか見えないけれど、けんくんにとってた大切な物なんです。斉藤栄美さんの体験からうまれた絵本。2021/12/04
yamataka320i
15
★★★★☆ 絵がとっても優しいタッチで可愛くて見ているだけでほっこりする^^ うちの息子も公園で見つけてきた石や木の枝、お菓子の包み紙など、大人から見ればいらんやろうと思うものを「捨てたらあかん!」といって大切にとっている。 まあ思い起こせば私自身も小さい頃、様々なガラクタを持って帰って来ては母を困らせていた記憶が・・・(笑) 男の子は特にそういうコレクター気質が女の子よりも強いかもしれない。 2021/02/07
雨巫女。@新潮部
10
《書店》思い出のものは、捨てられないね。2011/04/22