内容説明
ふゆがきました。やまにも、うみにも、たんぼにも…いろんなところにふゆがきました。みんなどんなふうにすごすのかな。
著者等紹介
柴田晋吾[シバタシンゴ]
東京都生まれ。20歳のころ大好きだった絵本と再会し、児童図書の制作に取り組む。東京都在住
降矢なな[フリヤナナ]
東京都生まれ。スロヴァキアのブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。日本画・洋画双方の良さをあわせ持つ独特な画風で活躍。スロヴァキア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
173
こんにちは、ふゆですよ。その問いかけから、いろんな冬を描く絵本。読み終えて、本を閉じて、目を瞑る。どんな景色が自身から浮かんでくるのだろうか。最初にゆきだるまが見えた。一人では作れないほどの大きさのもの。振り返ると、雪が高く積もった自転車。いつからこのままなのだろう。荒波の音が聴こえる。海の側で育ったからだろうか。未だ人影は見えず、雪原の真ん中に私がいる。足跡ひとつないのに、どうやってここまで来たのだろう。鳥のように飛ぶこともできないのに。夜も更けて、言葉が生まれる。凍てつく三日月湖に集う寒星、風光の美。2024/12/12
Kawai Hideki
85
このシリーズでは「はるですよ」に続いて2冊目。シリーズのお約束なのか、最初はスペースシャトルからの「ふゆはきましたか?」の呼びかけで始まる。スキー場や雪に覆われた田んぼ、クリスマスでにぎわう街など、冬らしい風物詩が次々と紹介される。個人的には、霜柱をバリバリ割るシーンの自転車の構図が好き。2015/12/27
yomineko@ヴィタリにゃん
66
大好きな秋冬。だけど豪雪は困ります😢北国でないと割と冬を楽しめるのではと思います。懐かしいロシアの極寒の冬。マロース(寒波)じいさんがやって来ます😊2022/12/20
p.ntsk
65
表紙の温泉に浸かるお猿さんも風物詩のような光景です。冬も高~い所からスタートw。山や海、田圃や里山、駅や街中など日本全国の冬景色が描かれています。焚き火で焼き芋の光景は懐かしい気分になります。クリスマス会を覗いているのは…。最後はファンタジックに締め(笑) 2019/11/22
keroppi
61
図書館にて。冬の情景が水彩画で描かれる。表紙は、猿なのに、開くといきなり宇宙から見た地球だったのでびっくり。何に一番冬を感じるかなぁ。2018/11/10
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