出版社内容情報
国家、帝国として、どう人と関わっていたのか? 労働、都市、家庭生活、医術、そして美術、文明から文化へ移行する古代ギリシャの全てを解説します。 小学校高学年~
内容説明
人びとの生活、芸術と科学、文化など古代ギリシャ世界を再現します。
目次
古代ギリシャの世界(海を舞台に;初期の文明 ほか)
古代ギリシャの生活(家でのくらし;読み書きと教育 ほか)
芸術と科学(哲学者たち;野外劇場 ほか)
文化のひろがり(戦争;マケドニア王国 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
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古代ギリシャ関係のビジュアル図鑑など数冊読んでみて、初めて知ったことやおもしろかったことをまとめると→①ギリシャ劇の仮面(お面)、フォルムがおもしろい。②パルテノン神殿、実はカラフルだった。③タコの絵の壺はかわいい、けど、イカの絵の壺もかわいい。④裕福な家や神殿の屋根には「鬼瓦」がついてた。⑤赤ちゃん用イス兼”おまる”がアテネのアゴラから発掘されている。⑥壺のかたち、たくさんある。⑦そもそも、BC3200~BC1100年にキクラデス文明というのがあった。代表的な出土品「ハープのような楽器を演奏する人」。2019/07/01
hi
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挿絵が上手い!細かいことは書かれていないけど、ざっくり知るにはこういうのも良い。見返しの三段櫂船エンドレスの模様が面白い。医療は、治療出来ても薬草・ハーブくらいだったみたいで…そりゃそうだ。しかし美術の技法はぶっ超えてるんだよなあ。古代ギリシアの雰囲気が全体的に掴めて良い。2025/04/14