出版社内容情報
ぼくは電車の運転士。制服を着ると気合が入る。時計は正確か、忘れ物はないか、電車は正常か。よし、出発進行! 信号、標識、踏切を確認しながら進む。お客さんを時間通りに安全に目的地に届ける。これがぼくの仕事だ。
【目次】
内容説明
ページをめくれば、きみは電車の運転士!運転士さんの1日がわかる。
著者等紹介
羽尻利門[ハジリトシカド]
兵庫県生まれ、京都府育ち。立命館大学国際関係学部卒業。在学中に香港中文大学へ留学。貿易会社勤務ののち、イラストレーター・絵本作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
この本に限ってオビに偽りなし!「ページをめくればきみは電車の運転士!」のことば通り、まるで自分が電車を運転しているような気持ちにさせてくれます。運転士の出勤から、勤務への集中と確認、運転するまでの段階も緊張感がみなぎっています。乗客の安全第一、そこを徹底して勤めること。悪天候への対応も慎重かつ迅速に、命優先。テキストのどのことばも粒だって、ありがたく感じられました。2025/08/30
たくさん
0
職業モノの紹介は数あれど電車の運転士ものだとこの本がピカ一な出来栄えだなあと思います。絵本というよりも職業紹介や将来の夢をかなえるという分類で紹介したい細かな日常のリアル感が惜しげもなく伝わってくる本です。この生活を毎日したいかあこがれるかということをより子供に迫れるところですね。ペアを混んでいる人が若い女性というのも私の嫉妬ポイントで、子供がいるのにいいなあ。役得いいなあ。と私はしょぼんです。 2025/08/06