内容説明
うさぎの3にんきょうだいはははのひにおかあさんにおくるものをおばあちゃんにみせにいきました。すると、おばあちゃんはしくしくなきだしてしまいます。おばあちゃんは、なんでないてしまったのでしょうか?
著者等紹介
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たーちゃん
31
母の日。おばあちゃんに『お母さんにお手紙を書いたら?』と言われた三兄妹。その一つ一つの手紙だけでもうるっときていた私。最後のおばあちゃんがおばあちゃんのお母さんに宛てた手紙は声を震わせながら読むことになりました。歳を重ねても母にとってはいつまでも子供。今、母が元気でいてくれることに感謝しなければいけないですね。そして読み終わった後に息子が私にぎゅーっと抱きついてくれました。2021/06/06
にゃんた
28
ばーばとなった私も亡くなった母や父(健在です)にとっては、子どもだということをおもいださせてくれました。 2020/07/02
ヒラP@ehon.gohon
25
おばあちゃんが、自分のお母さんを思い出してしみじみとするところなどは、感動的です。 みんな、昔は子どもだったんですよね。母の日だけではなく、いろんな記念日は、それぞれに大切なものを思いだすための日なのだと思います。2021/10/07
anne@灯れ松明の火
25
新着棚で。タイトルから話は想像できたけれど、それでも、ほのぼのとして、いいなと思った。いもとさんご自身の経験かと思ったら、あとがきによると、読者のメールが元となっているそうだ。「今子ども、元子ども……お母さんの子どもだったすべての人に贈ります」いくつになっても、母になっても、祖母になっても、母の子どもであることは変わらない。いくつになっても、母には甘えたい……。どちらかと言えば、大人向け?2020/07/27
雨巫女。
17
《本屋》おばあちゃんにも、お母さんがいるんだよね。いくつになっても、甘えたいよね。2020/05/18