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出版社内容情報
画家たちが見つめ、描き続けてきた動物たちの世界は、どんなメッセージを投げかけているのでしょう。<雪中の狩人たち>ブリューゲルI世<危機に瀕している動物シリーズ>ウォーホル、ほか。全54点収録。 小学校中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
59
素晴らしい美術館で心に残る名画の数々を堪能しました。絵の一枚一枚に世田谷美術館館長、大島清次さんの解説がついています。以前の私は美術館に対して、美しい絵や彫刻をうっとりと眺めて楽しむ贅沢な施設という印象を持っていました。美術館は展示する作品や作品の並べ方によっては、世の中に何かを問いかける役割を果たしているのだとこの本を読んで強く感じました。現代の日本では様々な生き物たちが私たちの暮らしの舞台から消えました。果たしてそれでよいのか?全体を通しての大島館長の解説を読み、そのようなことまで考えさせられました。2020/06/17