内容説明
父の故郷、イタリアのサルデーニャ島。そこには、かつて、アザラシがいたという。14歳の夏、トトイは、家族といっしょに、この島に移ってきた。いとこのビリアから、“アザラシの海岸”の話をきいたトトイは、ひとりで、洞窟の奥へとのりこんでいった。突然、黒い影が、トトイの前をかすめる。―アザラシだ!少年の話を信じようとしない人びとの間にも,やがて、うわさが広がって…。感動をよぶイタリア文学。小学5・6年生から。
父の故郷、イタリアのサルデーニャ島。そこには、かつて、アザラシがいたという。14歳の夏、トトイは、家族といっしょに、この島に移ってきた。いとこのビリアから、“アザラシの海岸”の話をきいたトトイは、ひとりで、洞窟の奥へとのりこんでいった。突然、黒い影が、トトイの前をかすめる。―アザラシだ!少年の話を信じようとしない人びとの間にも,やがて、うわさが広がって…。感動をよぶイタリア文学。小学5・6年生から。