出版社内容情報
都古屋さんの飼い猫・キンジロウは昼間は寝てばかり。でも夜は、パーマやカットが上手な猫の床屋さんを営業中。猫たちの口コミで、人間のお客さんもふえていきます。貼り絵がかもしだす暖かさとユーモアあふれる絵本。
内容説明
ぼくのいえは、とこやさん。うちには、キンジロウっていうネコがいるんだけど、ひるまはねてばかりいるんだよ。あるよる、ぼくがトイレにおきるとチョッキンチョッキンおみせから、はさみのおとがきこえてきた。ぼくが、おみせをのぞいてみると…。JOMO童話賞受賞作、初の絵本化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
38
図書館本:あまり流行らない床屋を営む少年の家。そこで飼われているネコは、昼間、寝てばかりでちっとも遊んでくれない。しかし、そのネコには思わぬ秘密が・・・ある晩、トイレに起きた少年。真夜中なのに、店の方から響くハサミの音。そっと覗いて見てみると?様々な客(ネコ)の要望に、手際良く応えて行く飼い猫の姿に腰を抜かした少年。その師匠はなんと、少年の父。しっかり宣伝も忘れない飼い猫のおかげで、床屋も少しずつ持ち直して。テンポの良い散髪シーンが楽しい作品だった。2013/10/11
ナハチガル
9
いもとようこさんはたぶん初。ネコならではの散髪というものを期待していたのだが、夜、人間に隠れて人間っぽいことをやっているというタイプの話だった。絵柄もファンシーであまり得意ではない。C。2021/04/04
遠い日
7
昼寝ばかりしているネコのキンジロウ。ちゃんと訳があったんだね。一生懸命の、縁の下の力持ちの姿、素敵です。2017/09/11
くろばーちゃん
4
床屋さんの飼い猫きんじろうには、ひみつが…。とてもおもしろいお話でした。2022/10/03
Sayaka
3
床屋さんの飼い猫であるキンジロウが、夜の仕事で床屋さんをしている話。中々かわいい。だから昼間は寝てるのね。2018/01/14
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- 和書
- 火曜日 フランダースの声




