出版社内容情報
なにもかも調子っぱずれの転校生星レオナ。パソコンに級友のデータをいれてあいつは宇宙人?
内容説明
ピッカピカのランドセルに金ボタンの制服で、ぼくたちのクラスにやってきた転校生、星レオナ。なんかおかしいだろう?だってぼくたちは4年生なんだよ。レオナはどこか調子がはずれてる。でも、ゆだんはきんもつ。ぼくはあのテレビゲーム以来、レオナは宇宙人じゃないかと、ひそかにうたがっているんだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もも
3
小学4年生ってこんな感じだったかな。自分の時はずいぶん前のことなので忘れてしまった。でも、そのあたりの子どもたちにぜひ読んでほしいと思った。本を通して、自分と違う考えやいろんなことがあることに触れてほしい。2023くもんのすいせん図書。2023/11/01
春
2
子供の頃に読んで、すごく印象に残っていた本なのに、今まですっかり忘れていた。
りぃ
0
小学生の頃、図書室で見付けて絵に引かれて借りた。それまで本なんて読んだ事が無かったけど初めて「読書って面白い!!」と思ってそれ以来読書が好きになった。もう一度読みたいけどなかなか出会えない。
がげ
0
“子供に読ませるとよい”と紹介されたので、子供に渡す前に読みました。テツヤとレオナのやりとり、テツヤの心の変化…。きっと子供も楽しく読めると思います。2014/10/14
ごぷろ
0
現代版「風の又三郎」。どこにでもいる平凡な小学生テツヤのクラスに転校してきた変わり者の星レオナ。最初は彼と距離を置いていたテツヤですが、少しずつレオナと友情を育んでいきます。長いものに巻かれるような性格だったテツヤがレオナとの出会いによって変わっていく様子がとても爽やかです。結末にも少しの寂しさの余韻があり、なんだか子供時代を思い出してしまいます。児童書として出版されていますが、大人にも楽しめる内容です。