出版社内容情報
くらがり峠は、おおかみの出るこわい峠。ところが、ひとりぐらしの茶店のおばあさんは、のどにささったトゲをぬいてやったことから、おおかみと大の仲よしになります。ふるさとへの愛情がこめられた心温まるお話。 小学校低学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
1974年刊行。峠に住んでいるオオカミとおばあさんがwin-winな関係なのがいい。2020/02/28
刹那
12
おおかみは強い味方(๑´罒`๑)2017/01/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
奈良と大阪を結ぶ奈良街道の県境にある生駒山を超すところがくらがりとうげ(暗峠)、そこには狼がたくさん暮らしていた、と今西さんはお父さんから聞かされたそうです。矢立てを引っ張って超える場面もお父さんから聞いたおはなしだそうで、お話の中のおばあさんやおおかみは今西さんの中で今でも生きています。お互いの関係性がステキです。2021/04/17