出版社内容情報
2002年 復刻出版されました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
他の絵本でも読んだことがありますが、こちらは津軽に伝わる昔話。語り口調も独特で味があります。自分よりも大きいものに出会った時の、それまで迫力ある大きさで描かれていた生き物が、とても小さくなって、その対比が分かりやすいです。細部まで見事な版画も魅入ってしまいます。表紙を広げるとおおわしの迫力ある事!このおおわしよりも大きいモノがいるなんてねぇ。2020/02/02
遠い日
11
津軽の昔話。世界の広さ、大きさを比べることで表現する。どこまで大きなものが出現するのかと、どきどき。雄大な自然がすばらしい。広い世界と自分の身の丈を知ることは山口晴温さんの力強い版画がすばらしい。2015/08/23
☆よいこ
8
八甲田山のおおわしが、自分こそ世界一だと自慢したくて旅に出る。東の海に何百里と飛んで、やっと見つけた枝に留まる。夜が明けて飛び立ち、また枝に留まって休もうとすると声がした。声の主は巨大ながさえびだった。上には上がいる、奢ってはいけないという話。小学2年生に読み聞かせ。2018/02/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
3月に講演依頼があり、その地区の小学校の国語科の教科書が光村教育図書なので、本を検索中。載っているのは光村ライブラリーなのですが、絵本があるのでこちらを紹介しようと思います。2024/01/16
ナハチガル
7
方言で語る昔話はええですなあ。津軽の昔話なのにスケールがでかすぎて。ジェット機くらいの大きさの鷲が一日飛ぶくらいの距離の幅のエビが鼻の穴に入れるくらいの大きさのカメが小さく見えるくらいのクジラの何十倍もある親クジラの大きさって、えーと、月くらい?算数苦手なんでよくわかりませんが。ザブラン、ザブラン、ゴチョラ、ゴチョラ。A。2016/08/03
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