出版社内容情報
じゃがいもさんがねずみにかじられて泣いていました。そこで、玉ねぎやニンジンやおナベたちが協力して、悪いネズミをこらしめました。身近にある台所の食器や野菜を主人公にしたユニークなはりえ絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
60
せなけいこさんらしい一冊ですね(かこさとしさんの本を探していたら目につきました)。ネズミの登場場面が秀逸。裏表紙まで話が続いているのが嬉しい。2018/05/07
annzuhime
39
図書館本。ねずみにかじれたじゃがいもさん。わるいねずみをこらしめようと仲間たちが立ち向かう!玉ねぎ最強だね。怖がったにんじんが青色になってるのが気になる3歳の三女。でもなんでねずみが涙を流しているのかは、よく分かっていない様子でした。2022/03/30
さよなら中山美穂・寺
32
これは可愛い(^-^)。鼠に頭をかじられたジャガ芋の為に他の野菜や食器、調理道具達が憤慨する姿が良い。そして深夜に鼠の登場。怖い。この鼠が他のキャラクターと違いリアルなのが余計怖い。ジャガ芋の仇とばかりに攻撃するが返り討ちに合う食器達。ファンタジーがリアルに負けるのか?…ジャガ芋はまたかじられてしまうのか…ここで玉葱君の活躍である。好きな感じの絵柄なので、大人げなくわくわくしてしまった(笑)。さすが名作である。2014/04/08
たーちゃん
29
スピード感が溢れていて息子も真剣に聞いていました。たまねぎさんすごいっ!!2019/11/09
shiho♪
25
私にとって子育ての思い出がいっぱい詰まった絵本です。 この絵本を読む前までは、いわゆる赤ちゃん絵本を読み聞かせしていたのですが、初めての起承転結のあるお話、そして悪いものを懲らしめるという展開。登場する物も身近なものということで、子どももすんなりお話の世界へ入り込めた、『お話』のファースト絵本です。 「ガチャガチャ」とか「きゃー」とか舞台女優張りに声を張って、読後は疲れてた思い出もあります😅2020/10/07