内容説明
金融界が扱う金融商品は、今後、飛躍的に増えることが予想されます。利用者の利便性が増す一方で、元本保証がある場合と、保証がない投信との商品性の違いなど資産設計に必要な幅広い知識をベースに、貯蓄計画や投資対策はもちろんのこと、保障(保険)、税金対策まで、トータルなプランニングとその実行をサポートするファイナンシャル・プランナー(FP)に注目が集まっています。今後のFPは「個人資産の相談役」として不動産、相続、保険などの知識のほかに、顧客と面談しながら年金の受給資格や支給額がシミュレーションできる「年金相談システム」の必要性と、年金相談にも乗れる年金相談の基礎事項や健康保険、雇用保険といった公的保障の知識が必要不可欠になってくるものと思われます。本書は、実践に役立つ「実務書」になるように執筆しました。
目次
第1部 実践編(年金相談会の基本事項;年金相談の体制整備)
第2部 基本編(ライフプランの基礎知識;老後と公的保障;今後の展望)



