出版社内容情報
金融業務能力検定(一般社団法人金融財政事情研究会主催、CBT方式)「金融業務2級 融資コース」の受験者の学習の利便をはかるためにまとめた試験問題集です。本書の問題・解答部分だけではなく、解説部分も含めて学習することで、より高い学習効果が期待できます。
金融機関の融資をめぐる環境は、近年急速に変化しており、「金融業務2級 融資コース」の受験対象となる中堅行職員や管理者の皆様には、日常の融資実務全般にわたり、難度の高い判断業務に対応できる能力の養成が期待されています。本書では、断片的な知識のみを問う出題は極力避け、応用力・判断力を身に付けることに重点を置いた問題を豊富に掲載しています。
2025年度版では、電子記録債権・でんさいに係る問題や、金利引上げ交渉の留意点を問う総合問題を追加するとともに、解説部分をさらに充実させました。併せて、2024年に創設された企業価値担保権制度の概要を解説するコラムも掲載しています。
内容説明
2025年4月1日~2026年3月31日実施の金融業務2級 融資コースに対応!
目次
第1章 融資取引(代理人の行為能力;成年後見制度 ほか)
第2章 担保・保証(抵当権の設定;抵当権の性質・効力等 ほか)
第3章 管理・回収(事業譲渡;第二会社設立と詐害行為 ほか)
第4章 総合問題(債務引受;融資先の合併と根抵当権 ほか)