出版社内容情報
日本の出生数は半世紀で6割減少している。若い男女の結婚願望は昔とそれほど変わらないにもかかわらず、なぜ少子化が急速に進んでいるのか。官民の多くの人口問題関連委員を務め、全国各地から講演依頼が殺到する著者(ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー)が、エビデンスから日本の実像を解き明かす。
内容説明
エビデンスから解き明かす日本の実像。日本の出生数は半世紀で6割減少!激変した“理想の家族”とアンコンシャス・バイアスの蔓延。シルバー民主主義がもたらす未婚化放置社会。
目次
第1章 少子化が進む本当の理由
第2章 古い価値観が招くアンコンシャス・バイアスの蔓延
第3章 統計的誤解がもたらす地方少子化加速の罠
第4章 地方から流出する結婚適齢期前人口
第5章 「シルバー民主主義」がもたらすリスク
第6章 「子育て支援」最優先国家が苦しめるのは誰なのか
第7章 世界からみた「異次元ぶり」への対策こそが少子化対策
著者等紹介
天野馨南子[アマノカナコ]
ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー。東京大学経済学部卒。1995年日本生命保険相互会社入社、1999年よりニッセイ基礎研究所出向。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。専門分野は人口動態に関する社会の諸問題。総務省「令和7年国勢調査有識者会議」構成員等、政府・地方自治体・経済団体等の人口関連施策アドバイザーを務める。人口問題(少子化対策・地方創生・共同参画・ライフデザイン)関連の講演実績多数。1年先まで講演予約が入る人気ぶりで、エビデンスデータに基づく分析、提言を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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