出版社内容情報
多業種での豊富な現場経験を持ち、現在は金融機関側の立場から活躍する、異能の“企業再生請負人”が、企業支援、再生の実際と課題に切り込む。小売業、飲食業、製造業、建設業、運送業など、中小企業の業種別アプローチの勘所を詳説。金融庁の「業種別支援の着眼点」の原案作成に携わった著者が、企業支援や再生、事業性評価の本質にアプローチする筋道を示す。
内容説明
異能の“企業再生請負人”が業種別アプローチの勘所を詳説。本当に「役立つ」企業支援とは―。事業性評価融資が理想どおりに進まないワケ。経営判断の隘路に寄り添う際に大切なこと。SWOT分析は伝家の宝刀か。
目次
第1章 金融機関の企業支援の実際と課題
第2章 中小企業からみた金融機関と中小企業経営の実際
第3章 金融機関による業種別企業支援の実践的アプローチ(全業種共通の留意点;中小小売業;中小飲食業;中小製造業;中小建設業;中小運送業;その他の業種;SWOT分析の留意点)
第4章 金融機関における企業支援のあり方
著者等紹介
伊藤貢作[イトウコウサク]
北門信用金庫企業支援室長。1971年東京生まれ。地域建設会社勤務を経て、1998年に小規模旅行会社に転職して、破綻寸前の同社の建て直しを経験。以後、物流業、食品小売業、卸売業などの経営再建に、役員や幹部社員として従事。2010年に地域食品スーパーの再生案件で知り合った北門信用金庫に、企業支援専門家として招聘される。2021年4月から1年間、島根銀行へ企業支援部署立上げ支援のために出向。以降、筑波銀行、福邦銀行、きらやか銀行で、企業支援アドバイザーに就任。金融庁監督局総務課地域金融企画室専門調査員として、「業種別支援の着眼点」の原案作成に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 子どもの一生を決める花粉症対策 小学館…